NNNドキュメント’05*1「ニート〜 働けない若者の憂うつ 〜」

今日の24:25〜24:55に放送。見ました。

その感想

この番組に出てきたニートは2人。1人は一人暮らしの女性、もう1人は実家に住む男性。この2人の共通点は以下の通り。

  • 高校になじめず中退。
  • 親にあまり怒られなかった。
  • 働かなくても生活できる状況。
  • やりたいことを探しているが、そのための動きはなし。*1

途中で女性はバイトに受かるが、「バイトしてる時間がもったいない」との理由で断る。
一方、男性はNSCを受けようとするが、「相方がいない」等の理由で受けなかった。本人が「楽な方向に流されてしまう」と言ってたように、少しでもできない理由があると諦めてしまい、ニートになったのだと思う。
最後に男性は彼女にプレゼントを買うためにバイトを始めた。女性は演劇で今までの自分をさらけ出し、その後に吹っ切れたのか、ビデオ製作会社に就職した。
最後まで見て感じたのは2人とも「働くこと=自己実現」と思いすぎている気がする。2人は目標としてではなく手段として働くことにしたからニートから脱することができたのではないか。
この事を肝に命じておこうと思います。

*1:むしろ、「やりたいことが見つかるのを待っている」と言うのが適切かもしれない。