ふらっと両毛 工場ツアー

GW中に日帰りで行くつもりだった佐野、葛生までふらっと両毛 東武フリーパスを使って今頃になって行ってきた。

東武伊勢崎線を北上する

地元の駅を出たのが12時前。これでは館林に着くのが相当遅くなってしまうので特急に乗れないかとマイライン東京時刻表で調べたところ、ギリギリで乗れるかもしれない。
しかし北千住に着いた頃には東武特急券の販売期限である発車5分前を過ぎていて特急に乗れなかった。次の特急は1時間後、区間快速でも40分後になってしまうので次の急行で東武動物公園に行き、久喜へ。


しかし、久喜で乗ろうとしていた電車を逃してしまうがまとまった時間が取れるいい機会なので隣のホームの久喜ラーメンで白湯ラーメンを食べる。しかし、駅の立ち食いでラーメンがメインというのは不思議な感じがする。

北関東をさらに葛生まで

久喜から普通電車に乗って館林に向かう。東武伊勢崎線は山が見えない畑の中という北関東のイメージそのままの景色が広がる中、加須、羽生を過ぎて館林へ。

館林でワンマンカーに乗り換えて「電車の墓場」北館林荷扱所を過ぎたあたりに

石油タンク!

渡良瀬川を渡って栃木県に入ると山が見えてくるが、まだまだ関東平野の中を走る。


佐野で乗客の大半が降りてから電車は山に向かって進み、終点の葛生に到着。かつては貨物を取り扱っていた名残で構内が広い。

セメント工場と廃線跡に萌え萌え

葛生駅を出てセメント工場を探すために駅で地図を見るが、当然ながら載ってない。



とりあえず役場で聞いて見ようと思い、佐野市役所葛生支所にむかうが、その支所の目の前に栃木県石灰石工業会館があったのでこちらで聞いた方が分かるのではないかと考え、館内のフレスコ画を見た後に葛生で一番大きいセメント工場はどこか聞いてみると、すぐ近くにあるとの事。
言われた通りに支所の門を曲がり、佐野市立吉澤記念美術館を過ぎると、


セメント工場!そして工場の前には廃線跡が!


後ろを振り返ると信号が1基だけ残っていた。




敷地の外からプラントを撮れるだけ撮りまくる。

気がつくとホームの跡らしきものが。もしやと思って調べてみたら、工場の前は東武会沢線上白石貨物駅の跡だった。


鉄塔にはドロマイト特約線と書いてあるが、ドロマイトって何だろう?


廃線跡はまだまだ続く。




国道側に回って、またしてもプラントを撮る。
この奥にもセメント工場はあるのだが、帰りが不安になったのでここで葛生駅に戻る。葛生のセメント工場は撮れるだけ撮った。次は秩父奥多摩か?

佐野厄よけ大師はイメージに騙されてはいけない

葛生から東武佐野線で佐野厄よけ大師の最寄り駅、佐野市駅まで乗る。

車内には旅館にあるような時刻表が。

佐野市駅で下車して10分ほど歩くと


佐野厄よけ大師が見えてきた。関東三大師の一つで知名度も申し分ないので大きいと思ったらそうでもない。ここで方位よけのお守りを買って、

向かいの観光会館でお土産も買ってから


佐野ラーメン。
食べ終わって時刻表をみたらちょうどいい時間に電車が来るので早歩き気味に佐野市駅へ戻って、窓口でりょうもう号の特急券を買っておく。

帰りはりょうもう

佐野市から館林に戻って駅の外へ。


鯉のぼりを売りにしているようだが加須とかぶるような気が…

狸は予想通り。

りょうもう号に乗って館林を後に。気がつけば眠ってしまった。
今回はスタートが遅かったので佐野と葛生しか行けなかったが、今度は館林美術館と太田の焼きそばor桐生のソースカツ丼を行程に入れて両毛を訪れたい。