ふらっと上毛 工場ツアー

7月の頭に買った青春18きっぷの消化を兼ねて工場マニアの聖地・群馬県は安中の東邦亜鉛に行ってきました。

鉄塔とセメントと八高線


地元の友達に教えてもらったイオンレイクタウン佐世保バーガーカフェで遅い朝食をとってから埼京線川越線を経由して高麗川へ。

ここから八高線で高崎へと向かうのだが、高麗川を出てすぐに巨大なセメント工場が見えてくる(撮影に失敗したので写真はなし)。急遽引き返してセメント工場に行くことも考えたが、せっかく青春18きっぷを使っているので予定通りに八高線を乗り通す。


八高線の車窓はすぐ近くまで山が迫り、関東平野の外れであることを実感させられる。あとは送電鉄塔が密集している。荒川や神流川の上流に水力発電所があることを考えると何ら不思議じゃないけど。



終点の高崎で駅弁を買ってから信越本線に乗り換えて今回最大の目的地、安中へ。

東邦亜鉛安中製錬所(昼)



安中駅に着くといきなり巨大な工場が目に入る。


安中駅と工場。

前日に「安中の東邦亜鉛安中製錬所のこと。 - ペンキぬりかけ」でロケハンしたけど、書いてあった通り、駅の近くの陸橋がベストスポット。




アングルを変え、倍率を変え、何枚か写真を撮ってから安中駅前を後にする。

中山道 安中宿とかマネキンとか

東邦亜鉛はせっかくなので夜のライトアップした姿を撮ることにしたので、しばらく旧中山道の安中宿を見に行くことにしたのだが、地元の人に安中宿の場所を聞いてもはっきりしない答えが返ってくる。
その後に別の人に聞いたら、国道18号線を直進という答えが返ってきたので30分ほど歩いてみたが案内の看板一つ出ていない状況に疑問を感じ、国道を外れて安中市役所に向かうとようやく案内の看板が見えてきた。そして旧中山道に入る。いやー長かった。

このようなマネキンを見ると去年行った富士吉田を思い出す。

安中宿の建物巡りの前に、高崎で買ってから手をつけていなかった駅弁を食べるために適当な場所を探していたら、休憩所を備えたお寺を見つけたのでここでかなり遅い昼食に。

高崎で買った駅弁は期間限定の「上州の夏」。

渇いた喉にオレンジが嬉しい駅弁だった。

そしていよいよ安中宿の街並みを歩く。まずは醤油工場。



火の見やぐら。

茅葺き屋根武家屋敷。

碓氷郡役所。しかし郡役所はすぐに廃止されたのでどういう施設として使われて今まで残ったのだろうか。





安中郵便局の前で停まっていたバスに乗って安中駅に戻る。さすがに歩く気力はなかった。

横川でおぎのやのありがたみを知る




安中駅に戻ったものの、まだ空が明るく東邦亜鉛の夜景を撮るにはまだまだ早いので信越本線に乗って終点の横川へ。磯部温泉も考えたが入浴するほどの時間はないので却下。

横川方面に進むにつれて妙義山がどんどん近づいてくる。



そして横川駅に到着。駅名標が長野支社っぽい。












露光時間が長いと手ブレがここまで命取りになるなんて。

今まで夜の写真を撮ってきた中で一番の出来かも。


そして安中駅から高崎に戻り、高崎線グリーン車峠の釜めしを食べながら浦和まで。そして江戸川を超えて帰宅。