熱気(あつぎ)ムンムン!B-1グランプリ

9月の三連休、湯河原の甥のところへ急遽行くことになったので、ついでに厚木で開催されたB級グルメの祭典・B-1グランプリに行ってきた。
富士宮まで焼きそばを食べに行ったりしていた*1程にB級グルメ自体は以前から関心があって、前日に午前3時頃まで下調べをしていたのだが、それが仇となる結果となりました。

本厚木、そして第2会場への道

目覚めるとすでに11時過ぎ。そして準備とか事前に済ませる用事で手間取り12時半に家を出る。
松戸から会場最寄りの本厚木までは千代田線→小田急の急行への乗り継ぎ1回で済むので煩わしさはないが、時間がかかる。電車に乗ってから手持ちのマイライン 東京時刻表で調べると最速で本厚木に着くのが15:02ということが判明。そしてトイレ休憩のために1本落とした代々木上原B-1グランプリのポスターを見ると終了が16:00と書いてある。これでは会場に着いても1つか2つしか食べられない!
その後にやってきた小田急快速急行に乗っている最中にずっと何を食べるか考えたところ、まず日帰りですぐ食べにいけるもの*2が脱落。そんな訳で、できる限り北海道か九州のB級グルメを狙うことに決定。
快急は下北沢を過ぎると複々線を飛ばして新百合ヶ丘、そして町田を過ぎて、相模大野。ここで小田原行きの急行に乗り換えて本厚木。
本厚木駅に着いたらまず、甥のところへ持っていく米などを預けるためにコインロッカーを探すが、肝心の小銭がなかったので売店で崩す。ここまでの流れで時間を食ってしまい、駅の時計を見ると15:25。もう時間がないので駅に近いイトーヨーカドー前の第1会場に向かおうとしたが、第1会場が混雑のために相模川沿いの第2会場へ誘導する看板があちこちに見られたので、素直に第2会場へと向かう。
しかし、第2会場への道のりは長い。駅前の観光案内所では駅から15分かかると言われたのに順路を5分歩いたところでも10分歩いたところでも「会場まで徒歩15分」と案内が出ていたのはどういうことだ!?
そして、駅から約15分で会場の端に到着したが、そこは退場口だったので入場口から球場に入って駅から20分。とりあえず時間内に会場入りすることはできた。

すその水ギョーザ(静岡県裾野市)

球場の中に入ったものの、ブースのほとんどが品切れで店じまいとなっている。そんな中でもまだ列ができている所が2ヶ所。青森味噌おでんと、すその水ギョーザ。前に書いた原則に従い、なかなか食べに行けないと思われる青森味噌おでんを選ぶが、列の途中で品切れと言われてしまったので列を抜けて隣のすその水ギョーザの列に駆け込む。


そして、なんとか水ギョーザにありついた。

皮の中にモロヘイヤが入っていたのでモロヘイヤ特有の食感や匂いを期待していたのだが、緑色なこと以外は至って普通の水餃子。

裾野市は日本一餃子を愛する市ということもあって、気合いの入り方が半端じゃない。餃子モチーフのキャラクターがいたり、スタッフのTシャツに「今年こそ 取らせてください 金のはし」と書いてあったり。

久留米やきとり(福岡県久留米市)










受け取る直前に16:00を迎えてしまい、会場の写真撮ってから帰ろうと球場を出て河原に向かったところ、久留米やきとり甲府鳥もつ煮はまだ食べられることが判明。先ほどの遠いところ優先という原則から、久留米やきとりを買って食べる。


久留米やきとりは焼き鳥というのに豚肉も使っていることで有名で、実際に食べてみると豚肉は確かに使っていた。肉に脂分があるけど塩味を殺さない、ほどよい脂分。これはB-1グランプリで上位に入るのも頷ける。



久留米やきとりを食べている間に甲府鳥もつ煮が店じまいになったので会場を後にする。しかし甲府鳥もつ煮のブースは気合い入ってたな。

大山街道・厚木宿を歩く



B-1グランプリの会場となった河原から本厚木駅までの道は旧大山街道の宿場町だったらしく、商店のシャッターには江戸時代の商店の絵が描かれている。それも薬局のシャッターには薬屋、床屋には髪結いと業種をそろえているのがユニーク。でも、日曜の夕方だからなのかシャッター閉めたままの所が目立つのが何とも…

厚木のCD屋はいきものがかりの看板がデカい。
CD屋の先にシロコロホルモンと横手焼きそばの行列を見つけた。この列の大半はB-1帰りの人なんだろうな。




そしてコインロッカーから荷物を取り出し、小田急に乗って小田原方面に向かい、そのまま湯河原まで甥の世話をしに行ったのでした。
終了ギリギリに着いた上に、2ヶ所しか回ってないくせにレポなど書いてすいません。

*1:id:tokagex:20050405#p2

*2:三崎まぐろラーメンや行田のゼリーフライ、太田の焼きそばなど