やすらぎの栃木路 2012
今年も4年連続*1で佐野厄よけ大師へ行ってきた。今回は青春18きっぷを使ったので両毛線乗りつぶしを軸にルートを組んで、前から行ってみたかった足利にも寄ってみたところ、意外と時間がかかった。
高崎線でグンマー入国
地元から武蔵野線→京浜東北線と乗り継ぎ大宮。ここで下車印をもらってから高崎線の特快に乗って高崎まで。
昼の高崎線に乗るのは久々だが、鴻巣までは一戸建てが目立つ住宅街、そこから先は東武伊勢崎線の久喜以北のように畑がところどころに見えるいかにも北関東といった風景が広がる。
そして車窓から妙義山が見えてきたら神保原、その先の川を渡ってグンマー国群馬県。
高崎線の終点・高崎に着いたら両毛線に乗り換え。しばらくすると県都前橋・糸の町。県庁の高さや赤城山の山裾の広さは予想以上だった。そこから観覧車が見えてきたら伊勢崎、赤城山がまた大きく見えたら桐生。しかし途中下車することなく群馬県を通過。
学び舎のまち・足利へ
両毛線で栃木県に入って3駅目の足利で途中下車。時間を見るともう13時過ぎ。ここへ来たからには何か足利名物を食べたいと思いアンテナショップ「あしかが逸品堂」へ。ポテト入り焼きそばが名物のようだが、それは昨年栃木市で食べたので*2、今回はポテト入り焼きそバーガーを注文。
一見コロッケバーガーのようだが、フライの中に焼きそばが入っている。そしてパンが少し固いと思ったらベーグルだったという意外性満載のハンバーガー。
食後はまちなか遊学館で機織りの様子を見てから足利学校へ。ここの入場料はSuicaでも払えるのでSuicaで入ってみる。
まずは正面の孔子廟へ。ここには孔子の木像のほかに足利学校を創建したとされる*3小野篁の木像も置かれている。
続いて平成2年に復元された庫裡と方丈へ。ここでは復元にあたって発掘調査した際の出土品や歴代徳川将軍の位牌が展示されている。この奥の書院は公開されていないため入れず。
それから建物の裏手にある庭園を通って旧遺蹟図書館へ入って足利学校を後に。
続いてすぐ近くの鑁阿寺(ばんなじ)へ。
ここは鎌倉時代に足利氏の居館をお寺にしたところ。真言宗大日派の本山ということもあり並ぶほどではないが、初詣客は多かった。
この後は太平記館と善徳寺にも行きたかったが、電車の時間が迫っていたのでここで断念してあしかが逸品堂のとなりの富士屋で自慢焼を買ってから駅へ戻る。
夕暮れの佐野厄よけ大師へ。そして両毛線完乗
足利から2駅(といっても20分弱かかる)で佐野。ここから佐野厄よけ大師までは去年も行ったので何ら迷うことなく到着。去年のお守りを引き取り所に渡してから参拝。既に16時を過ぎていたので参拝客の列は短くなっていたからすぐに参拝ができた。
その後は今年のお守りを買って、目の前の観光物産会館に寄ってから佐野駅へ戻る。ここまで1時間ちょっと。この時期でこんなに早く回れるのは夕方だからこそだな。昼間だったらもっと並ぶし。
駅に着いてしばらくするとやって来た電車で小山へ。これで両毛線を乗り通した。
小山駅に着いたらまず水戸線のホームへ行き、以前常磐線を走っていた電車に再会したら宇都宮線に乗り換える。しかし、まっすぐ帰る訳ではなく東鷲宮で途中下車。
埼玉の日帰り湯治場・百観音温泉に入る
東鷲宮で降りたら3分ほど歩き、百観音温泉へ。ここは温泉チャンピオンの郡司勇さん*4や「温仙人」サワサキヨシヒロさん*5などの温泉通が絶賛する温泉が埼玉にあることから気になっていた。
実際、三連休の中日であることと入湯料が700円という安さもあってかなり混んでいた。
いざ入ってみると、それだけで成分の濃さが感じられるほどガツンとくるお湯。今後も近くへ行く機会があれば寄ってみようと思う。
入浴後、湯冷めしないように館内で休憩してから宇都宮線→京浜東北線→武蔵野線と乗り継いで帰宅。
来年もお守りを返すために行くのだが、次回はJR利用なら桐生、東武なら館林美術館に寄ってみようと考え中。
*1:2009年(id:tokagex:20090510#1241977448)、2010年(id:tokagex:20100103#p2)、2011年(id:tokagex:20110109)
*2:id:tokagex:20110109
*3:実際の創建がいつなのかは諸説あり、はっきりしていない