Destination Nagano 2008(2日目)

一粒で二度おいしい長電特急

本当は朝6時に起きて朝風呂に入りたかったのだが、目が覚めたら7時だったので、準備を済ませ、チェックアウトをして長野大通りを長野駅まで歩く。長野大通りは片側3車線&自転車道完備という立派な道路でビジネス街かと思いきや、服屋もあるといったところ。この道路がなかったら善光寺の表参道がビジネス街になっていたかもしれない。
そんな風に長野市の都市計画に感心しているうちに長野駅前に到着。平安堂に併設しているカフェで昨日もらったコーヒー券を使おうと思ったが準備中なので、平安堂の向かいのミスドで朝食を済ませて長電の長野駅へ。ここで2日間有効のフリーきっぷを買ってホームに降りると、

中野市のポスターが不安な気持ちにさせる。

りんごを思わせる色のB特急に乗って須坂まで。途中、いかにも昭和な地下駅を通過したり、道路と同じ橋で千曲川を渡ったり。


須坂で待っていたのは元ロマンスカーのA特急。朝の特急は須坂で乗り継いでも特急料金は通しで計算されるから躊躇せずにA特急に乗り換えて終点の湯田中まで乗り通す。

湯田中で秋の訪れを感じる



湯田中駅に着くといかにも温泉街といったゲートが目に飛び込んでくる。




湯田中温泉についてはほとんど調べていなかったので、駅前にあった地図を頼りに湯宮神社に行ってみると、裏の山からハイキングコースがあったので歩いてみることに。


途中、和合の松への案内があったので案内の方向に進むと行き止まりで薮の中に迷い込んでしまった。邪なことを考えているとロクなことがないということですね、わかります。

その先には小林一茶ゆかりのお堂があったり、

キノコが…
ハイキングコースを歩き通すと小学校が見えてきて、町内会対抗の運動会をやっていた。

ちょうどやっていたのは最もフォトジェニックな競技、パン食い競争。

校門の前にはコスモスが咲いていた。そういえばもう9月だ。

夜間瀬川まで歩くと、今度はススキ。
だいぶ歩き回ったので、日帰り入浴しようと旅館に入る。この時点でまだ午前中。しかも熱いときにうめる水まで温泉という湯量豊富ぶりを聞いて期待は最高潮。そして浴槽に足を入れると…
熱い!!!!
よく考えれば当たり前だ。63℃の源泉かけ流しだし、午前中で人があまり入ってないから。そんな訳でちょっと入っただけで出てしまった。昨日、大浴場付きのホテルに泊まって良かった。

中野市で幻の富倉そばを食べる


湯田中から各駅に乗って信州中野の1つ手前、中野松川で下車。


ここから今回のメイン目的地、郷土食堂(ごうどしょくどう)に。しかし、中野松川駅から郷土食堂への地図を持っていなかったので、近くの人に聞いたり、ローソンで調べたりしたが見つからない。


郷土食堂に電話して道を聞いてやっとたどり着いたのだが、その途中、田んぼと畑の中を通っていく道の途中でここで本当に合っているのか不安になった。


郷土食堂に着いたらざるそば大盛りを注文。ここに来るまでに散々歩き回ったので食が進む進む。

長電完乗→新幹線ワープ18きっぷで帰宅


中野松川から信州中野乗り継ぎで須坂へ。その途中に長電の時刻表を読んでいたら、須坂であまり待つことなく屋代線への乗り継ぎができそうだったので*1須坂で下車。


須坂は長電の車庫がある駅なので朝乗ったB特急とか元・日比谷線の各駅を撮っているうちに屋代線の電車が来たので乗る。屋代線は松代で乗客が大幅に入れ替わる。松代で降りて海津城とか典厩寺とか松代大本営に行ってみたいと思うのだが、既に15時を過ぎているので降りずに乗り通す。松代は見どころの多そうな街なので半日くらい時間を作って回ってみたい。
松代以外では特にこれといった動きもなく終点の屋代へ向かうのだが、ここにきて急に雨が降りだして屋代に着いた頃には大雨。しかしその雨もしなの鉄道に乗って長野に向かっているうちに上がり、傘を差さずに済んだ。

長野駅に着いたら、ながの東急でお土産を買ってから駅にもどり長野新幹線に乗って高崎までワープ。


もちろん、夕食となる駅弁は欠かさない。本当は峠の釜めしにしたかったのだが、容器が重いという理由で長野新幹線開通10周年記念 あさま弁当にしたのだが、なかなか美味い駅弁でした。
高崎で下車したら青春18きっぷで再入場して高崎線に乗り換え、その後は京浜東北線武蔵野線常磐線と乗り継いで帰宅。
今回、往復ともにワープを使ったから土・日きっぷを使った方が良かったかも。あと長野市に行ったのに善光寺に行ってないので、来年の御開帳の時期にでも行こうと考え中。しかし、同じ時期の戸隠神社穂高神社も捨てがたい。

*1:屋代線は日中、90分に1本しか電車が来ない