山は浅間 海は小海 湯は別所(1日目)その1

七年に一度の善光寺御開帳。去年から家族で行こうという話をしていたのだが、母が近所の人たちとバスツアーに申し込んでしまったので善光寺へ僕1人で行くことに。
使ったきっぷは土・日きっぷ。期間限定で発売している善光寺御開帳フリーきっぷもあって、そっちの方が安いのだが行程が長野新幹線での往復に限られてしまい自由度が低いので、あえて土・日きっぷというチョイス。もちろん土・日きっぷだからこその行程を組んだのは言うまでもない。

全力で、オレンジ(を探す)

自宅の最寄り駅から電車に乗ったのが7:00を過ぎてから。これでは指定券を取った8:00に新宿を出るスーパーあずさ5号に間に合わないので、松戸駅みどりの窓口で8:30発のあずさ7号の指定券に変更してもらってから常磐線→山手線と乗り継ぎ新宿へ。


ホームには去年の山梨DCのイメージキャラクター、モモずきんのラッピングをしたホリデー快速が。

ホリデー快速を撮ったり、駅弁を買ったり、201系を探したりしているうちにあずさ7号が来たので乗る。同じ車両にはツアー客の姿が目立つ。たぶん行き先は高遠だな。


今日のおめざは、かふふ驛弁當(こうふえきべんとう)。ごはんが3種類入っているので、ごはんばかり先に食べてしまい後におかずばかり残ってしまった。
駅弁を食べている間も窓側に注意して201系を探していたが結局、高尾まで見つからなかった。そして小仏峠を過ぎて多摩川水系から相模川水系になっても空は曇っている。ここで急に現地の天気が気になり、雨だった時の行程を考え始める。
そうこうしているうちに大月を過ぎて笹子トンネルを抜けると甲府盆地は晴天。この先、最初の目的地まで山越えはないのでこれでひと安心。

そして甲府を過ぎて小淵沢で下車。小淵沢はちょうど桜が見頃だった。この先の行程でも桜が見られるのではないかと期待は高まる。まだ昼食には早い時間だが、最初の目的地で食事にありつけるか不安だったので駅弁を買っておく。

小海線八ヶ岳を走り抜ける


小淵沢で降りたのはもちろん小海線に乗り換えるため。小海線は観光客の割合がかなり高く、乗車する前におばさんに列車と一緒に写真を撮ってほしいと頼まれる。

路線図を見て、信濃川上のところに描かれた川上犬が気になった。

発車するといきなり八ヶ岳が見えてきて、案内放送が始まる。しかし、すぐに案内放送は終わり最初の停車駅、甲斐小泉駅に着く。

駅名標からして観光地らしい清里で乗客の大半は降りる。そして終点の野辺山まで行くのは2両で10人弱まで減ってしまった。


JR最高地点の碑を過ぎたあたりから案内放送が再開され、終点の野辺山に到着。


駅名標が素敵すぎる!