山は浅間 海は小海 湯は別所(1日目)その3
花盛りの佐久平を行く
国立天文台から戻り、自転車を返してから野辺山駅で次の列車を待っていると、やって来たのは
ハイブリッド。車内にはハイブリッドの利点についていろいろ書かれていたが、ディーゼルカーとは思えないくらい走行音が静か。
信濃川上の駅名標には高原野菜と川上犬。しかし、この写真だと川上犬に眉毛があるように見えてしまう。
小海線沿線はちょうど桜が見頃。北中込とか。
佐久平を過ぎると浅間山が!
そして、終点の小諸に到着。ここで精算して、しなの鉄道の切符を買ってホームへ行くと、
ホームと電車の間にすごい段差が!これは交通バリアフリー法に引っ掛かりそう。
上田城で花見に挑む
小諸から20分で上田に到着。小諸駅を出てすぐに見えた懐古園の桜は既に散っていて、上田城も既に散っているだろうなぁって思う。
上田は真田家一色。仙石氏涙目。
上田駅から15〜20分ほど歩いて上田城に着いたが、やっぱり桜は散っていた。
外堀が遊歩道になっていたので下りてみると、実は廃線跡だった*1。
上田城の南側からは上田平が一望できるので、櫓に上らなくてもこんな写真が撮れる。
ここの櫓は上田城でも数少ない江戸時代から現存する建物。
このしだれ桜だけが見頃だった。
旧北国街道・柳町のうだつの上がる街並みにあやかりたい
上田城から駅前の大通りに戻り、池波正太郎記念館の方へ向かう。しかし閉館間際だし、池波正太郎の作品を読んでいないので記念館をスルーして旧北国街道・柳町の蔵造りの街並みを見る。
地元の人が洗い物に使っている井戸。この辺は湧き水が豊富なのか、近くには酒蔵や味噌工場も見られる。
うだつの上がる街並み。
柳町で夕食にしようかと思ったが、閉店間際だったり敷居が高そうな所ばかりなので大通りまで出て、信州そば処 太平庵 原町店でそばを食べることに。
豚コクせいろ大盛り(500g)を注文したらこの量。完食したけど、700gだったら食べ切れるか不安。
そばを食べたら上田電鉄別所線に乗って終点の別所温泉へ。
別所温泉は桜が満開!上田城ではほとんど散っていたので期待してなかったけど、これは嬉しい誤算。
あちこちから温泉の匂いが漂う道を駅から7分くらい歩き、別所温泉 和泉屋に投宿。客室のドアが開かないというトラブルに遭うが、旅館の人を呼んでなんとか解決。部屋に荷物を置いてから入浴を済ませ、その後はこれといった問題もなく就寝。
別所温泉 和泉屋のサイトを見たらいろいろとツッコミどころはあるのだが、それはまた別の話。
*1:後日、甥(1歳10ヶ月)に外堀の写真を見せたところ、線路を見たときと同じ反応をした。なぜ分かる!?