Destination Nagano 2009(1日目)

はじめに

長野県は渋温泉で開催されたサワサキヨシヒロ主催の冬フェス、音泉温楽vol.1に参加してきた顛末です。本当はライブ半分、旅行半分くらいのつもりだったのですが、チケットを忘れるという失態をやらかしたせいで8割方旅行記です。
使った切符は4月の塩田平、6月の鳴子温泉でも使った土・日きっぷ。今回も土・日きっぷをフル活用した行程を組んでみました。

上越新幹線でうまさぎっしり 新潟県


7:40東京駅。ここから長野新幹線ではなく

上越新幹線に乗ることに。
今回参加する音泉温楽は開始が17時なのだが、その前に飯山でそばを食べるために十日町から飯山線に乗るという行程を組んだので、こういうルートになりました。


朝から新幹線に乗るときのお約束として駅弁を調達してからMaxの1階に乗る。ここの指定は発売3日後に押さえたのだが、その時点で1階の通路側しか残っていなかった。恐るべし新潟デスティネーションキャンペーン
そして、Maxの1階席からは防音壁しか見えない。そこで車窓の景色は諦めて今日のおめざ、栗おこわ弁当を食べてからはてなハイクに投稿したり、ポメラで乗車記録を書いたり。
そこで、長野は暴風雨ということを知り、不安になったり、肝心の音泉温楽のチケットを忘れたことに気づいてどうしようかと考えてているうちに越後湯沢に到着。ここまで東京駅から1時間強。こんなに早ければガーラ湯沢が大成功する訳だと思いつつ下車。

越後湯沢駅で大量の下車客に混じってほくほく線のホームへ。通路の途中で、駅弁が大量に売られていたのを見て、越後湯沢まで駅弁を我慢しておけば良かったとちょっとだけ思った。
越後湯沢からはくたかに乗り換え、車窓にスキー場を見ながら十日町へ。外を歩こうにも大雨なので飯山線のホームで待っていると

ん!?

こ、これは……

早くも今回最大のネタ列車、キハ58系おもいでの急行野沢が降臨。この時、カメラを構えていたのは5人。実に平和。首都圏だったら大変なことになっていたと思われる。



おもいでの急行野沢はツアー客限定だったので、見送ってから次に乗る列車まで若干の余裕があったので、ほくほく線の改札口に戻って水を買ってから駅前をぶらり。


豪雪地帯らしく、オブジェの周りを木で囲っている。

錦秋の飯山線(前編)


地下通路を通って飯山線側へ出てから戸狩野沢温泉行きの列車に乗る。もちろん、信濃川の見える席を確保。


沿線の紅葉は見頃。空模様だけが残念。


しばらくして信濃川を渡ると水力発電所が!

その後トンネルを入ったり出たりしながら信濃川沿いを進んで長野県最初の駅、森宮野原に到着。

JR最高積雪地点の碑。やたら高いけど、この高さまで積もったのだろうか。
ホームを見るとドアの前に集団が陣取っている。半自動ドアの開け方が分からないようだったのでボタンを押してドアを開けると、その集団で一気に席が埋まった。その集団はツアー客で、秋山郷に行ってきたと思われる。

そして終点の戸狩野沢温泉でツアー客は下車して駅に横付けされたバスに乗り込んでいった。次に乗る長野行きが来るまで若干の余裕があるので改札に向かい、下車印を貰おうとすると、


アルクマ!!!
今、長野県でプレデスティネーションキャンペーンをやっているのは知ってたけど、ここまでキャラクター押しだったとは。そういえば6月に鳴子に行ったときもイメージキャラクターのむすび丸がいたる所にいたな。

ノノノノの舞台・飯山で幻の富倉そばを喰らう



下車印をもらってから長野行きの列車に乗って飯山で下車。

十日町では雨だったけど、すっかり晴れた。
飯山で下車したのはもちろん、そばを食べるため。どこで食べるかは飯山に着くまでに下調べしておいたのである程度は絞れているのだが、ここまで来たらやはり富倉そばと笹寿司は食べておきたい。
そこで駅前の観光案内所で聞いてみるが、駅の近くは笹寿司がすでに売り切れているところばかり。しかし、富倉そばだったら近くで食べられるので、観光案内所で紹介された六兵衛へ向かうことに。

六兵衛に着いたら早速、富倉そば大盛りを注文。長野県でそば大盛りを注文することはどういうことかは知っていたが、笹寿司が売り切れである以上、仕方ない。

注文してからしばらく待って、富倉そば大盛りが出た。既にこの時、次の列車まで30分を切っていたので急いで食べるのだが富倉そば特有のコシの強さが原因か、取りづらい。そんな状況だったので完食できるか不安だったがなんとか完食。
こんどは時間に余裕があるときに笹寿司と合わせて再挑戦したい。もしくは、いっそのこと本場・富倉峠まで行くか?

六兵衛を出て飯山駅に向かう途中、大きなお寺が目に入る。そういえば飯山駅から北飯山にかけては寺町だったんだ。

お寺の奥には市営シャンツェ。見たことあると思ったら、このシャンツェノノノノで出てきた。

公衆トイレが「信玄の落とし処」北信でも飯山まで行くと上杉謙信の方が縁が深いと思っていたのでこれは意外。

錦秋の飯山線(後編)


飯山駅まで戻り列車を待つ。その間、長野方面を見ると北陸新幹線の橋脚とトンネル。北陸新幹線が開通したら飯山にも駅ができて、今の場所から若干長野寄りに移るらしい。
やってきた列車で長野へ向かう。

蓮(はちす)から替佐にかけて景色が広がり、千曲川の向こうに紅葉した山が見える。
この時期に飯山線に乗ったのは正解かも。





替佐から次の上今井にかけての区間も紅葉がきれい。
豊野の工場とか北長野に留まっている京浜東北線を通り過ぎて長野駅に到着。

嗚呼、麗しの志賀高原

長野駅でも下車印をもらってから長電の改札に向かい、以前長電を乗りつぶした時に使った2日間有効のフリーきっぷと特急券を買ってホームへ。

ロマンスカーの特急ゆけむりに乗って湯田中へ。特筆すべきこととしては、千曲川を渡る村山橋で何か行事をやっていたこと。

湯田中駅に着いて、湯田中渋温泉郷の旅館の送迎の車を横目に発車寸前の渋温泉へ行く路線バスに乗って渋温泉バス停で下車。


音泉温楽の1日目の会場、臨仙閣。ここに入る前にチケット引換所に行って当日券を買うことに。
しかし、2日通しのチケットは売り切れで残っているのは翌日だけの1日券のみ。ここまで来て、今回のライブの目当てであるsnoweffectが見られないなんて…

渋温泉で外湯制覇を目指す


この日のライブは見れなくなったのでどうするか考えるため、とりあえず今回の宿泊先、小澤屋旅館に投宿。


数ある旅館の中からここに決めたのは手頃な値段であることはもちろん、規模の小さな宿の方が好みなので。



とりあえず荷物を置いてサワサキヨシヒロ!がラジオの公開収録をしている大湯前広場に行ってそのまま開会宣言まで見てから暗くなるまで温泉街をぶらり。
外が暗くなったら宿に戻り、浴衣に着替える。今日のところは外湯めぐりをすることに決定したので、浴衣の方が外湯めぐりに向いてるし。
いよいよ外湯めぐり(この先の写真は翌日に撮ったもの)

順番は特にないのだが、一番湯・初湯から入ってみることに。体を洗ってから入ろうとしたが、渋温泉の源泉は熱いので湯船に入れるお湯の量を調整してから、ある程度水を入れて入る。
ここまででだいぶ時間を使ってしまった。一番湯を出たところで路地にある「ラーメン 米龍」に入り、名物のとうふラーメンと餃子を注文。
それから、食後の運動とばかりに温泉街をぶらり。で抹茶をいただいたり、臨仙閣から聞こえるmetalmouseの音に悶えそうになったりしてから四番湯。

ここは一番湯と違い、ぬるい。と思ったらお湯を完全に止めていたので湯船に入ってからお湯を出し始める。

いい感じの温度になってしばらくしてから五番湯。





その後に水分補給のために宿に戻ってから宿最寄りの三番湯→二番湯→七番湯→六番湯と入り、そろそろ外湯が閉まる22時。ここで終わらせることも考えたが、もう少し粘って八番湯に入って、出たところで22時。外湯巡りは湯冷めしそうな気がしたのだが、渋温泉がどこも熱いからか、熱いお湯に短時間入るのを繰り返すおかげで湯冷めすることはなかった。

最後は九番湯・大湯の上の足湯に浸かってから、やりやでそばを食べて外湯巡りを締める。ここで、やりや店内で行われるライブの時間を聞いたものの、宿に戻ったらそのまま寝落ちしてしまいました。