SYD(佐野厄よけ大師)

昨年5月に佐野厄よけ大師でお守りを買った*1のだが、佐野厄よけ大師のお守りは佐野厄よけ大師まで持っていって処分しなければならないそうなので初詣の混雑も少しはおさまったと思われる3日に佐野まで行ってきました。

佐野へ行くならふらっと両毛 東武フリーパス


本当は青春18きっぷの消化を兼ねて行くつもりだったが、前日までに使いきってしまったので昨年同様、ふらっと両毛 東武フリーパスを北千住で買うことに。しかし北千住で買おうと思っても有人窓口1ヶ所でしか買えないのはどういうことだ!?似た性格をもつ小田急の箱根フリーパスは券売機でも買えるというのに。
そして時計を見ると既に11時半を回っているので、時間短縮のために館林までの特急券を買ってから、フリーパスと一緒に自動改札に投入して特急専用ホームへ。

ちょうどスペーシアが出発するところだった。次のりょうもうが来るまで10分ほど待つ。


その間に高架橋脚ファンクラブの影響か、橋脚が気になってしまう。北千住って日比谷線とTXの2つも高架があるので見方によってはかなり複雑に見える。

冬枯れの北関東を東武で進む

待合室ではてなハイクの更新などをしているうちに、りょうもう号がやってきたので乗る。西新井の大規模開発が見えてきたあたりでフリーパスを買った時についてきたパンフレットを見始め、気がつけば東武動物公園を過ぎて圏央道の久喜白岡JCTの橋脚が視界に飛び込んできた。ここから先は冬枯れの景色が目立ってくる。
久喜の次は鷲宮鷲宮神社の初詣客はどのくらいいるのかホーム上から観察したところ、あまりいない。やっぱり3日の昼にもなるとたいていの人が初詣を終わらせてるんだろう。

あっという間に羽生。そして利根川を渡ったあたりで降りる準備をはじめて館林で下車。次に乗る佐野線が発車するまで30分近くあるので途中下車してみることに。

館林駅の西口は日清製粉正田醤油の敷地で占められており、当然ながら三が日は休業中。

駅前にあった公衆トイレ。形から醸造タンクの再利用であることが容易に推測できる。


駅の自由通路を渡って東口に出ると分福茶釜の像のほかに巨人草創期でも有名な出来事、地獄の茂林寺キャンプ記念碑ができていた。しかし、この記念碑が分福球場跡でも球場最寄りの茂林寺前駅でもなく館林駅前にあるところにいやらしさを感じる。


駅の写真を撮ってから佐野線に乗る。最初は空いていたけど、普通電車の接続を受けて一気に乗客が増えた。やっぱり、みんな佐野厄よけ大師に行くのか?

渡良瀬川手前の北館林荷扱所で石油タンクの写真を撮ってから佐野市で下車。乗客の大半もここで降りる。

二車線道路の中央を歩いて佐野厄よけ大師へ

佐野市駅で下車したら去年行ったとおりの道を進むだけなので参拝客の列に合流するまでは早かったが、そこから先が長い。なんせ列が境内通り越して前の道路にまで達しているし。参拝待ちの列の中でいろいろと露店を見たが、その場で揚げる唐揚げ屋とか参拝待ちの人にターゲットを絞ったたい焼き屋が印象深い。もう一つ挙げると、あしかがフラワーパークのイルミネーションの割引チラシを配ってる数人見かけた。とりあえず参拝が終わってから行く場所の候補として考えてみる。

ようやく境内の中に入ってもそこから先が長かった。一般の参拝でこれだから、厄よけ祈願の列は当然ながらそれより長い。

並びはじめてから30分近くしてようやく参拝。しかし、前にいた老夫婦が拍手を打っていたのには唖然とした。佐野厄よけ大師はお寺ですよ!

その後は地蔵を磨いて新しいお守りを買って古いお守りを出してから境内を後に。その後に向かうはもちろん


佐野ラーメン。
去年入ろうとしたら直前で麺がなくなってしまって入れなかった「ほりこし」でラーメン大盛りを食べてから、観光物産会館でフリーパスを提示してお土産を1割引で買ってから時刻表を確認すると、佐野市駅へ戻るとちょうどいいタイミングで電車がやってくるので佐野市駅へ戻ることに。

絵に描いたような北関東のローカル線、東武小泉線


佐野市から館林へ戻る。佐野市駅館林駅の出口の関係で先頭は混んでいたものの、後ろだったら空いている。
館林に着いて16時前、このまま帰るのは早いし、フリーきっぷの元を取っていないので、日没までの残り1時間でどうするか考える。そして候補に挙がったのが以下の3つ。

  1. 伊勢崎線を終点まで乗り通す
  2. 足利市で降りて足利学校とフラワーパークへ
  3. 小泉線で西小泉へ

この中でまず見学時間の関係で2は却下。残りは1と3。どちらも東武乗りつぶしのネックとなりそうな路線だが日没が迫っているのでトータルの時間が済む3を選択して小泉線ホームへ向かうことに。

小泉線は完全な通勤路線だからか、佐野線とは比べものにならないほど乗客が少ない。そして住宅地から冬枯れの畑、雑木林を進んでいくと終点の西小泉。

駅も大泉町の中心駅らしいつくり。

駅前のバス停からは熊谷行きのバスが出ている。

駅に置いてあった新聞がポルトガル語で書かれているところにブラジル人の町であることが伺える。
この後、電車を1本遅らせて大泉町を歩いてみようかと思ったが、寒いので駅に戻って折り返しの電車に乗ることに。

今回も帰りはりょうもう


西小泉から乗った電車が2つ先の東小泉に着くと、赤城行きの電車が接続していたので、そちらに乗り換える。
途中、幹線道路が見えて道路の両側に大規模な中古車屋が見え、群馬県の自動車王国ぶりを思い知る。

2駅で太田に到着。ここから赤城か伊勢崎まで行くことも考えたのだが、日没が迫っているので断念して途中下車。


北口にある新田義貞の像を撮ったり、南口のコンビニで飲み物を調達してから帰ることに。

今回も帰りは特急りょうもうあしかがフラワーパークのイルミネーションの影響か、足利市で大量に乗ってきた。
館林を過ぎるといつの間にか眠っていて、目が覚めたら東武動物公園ポメラで日記の下書きをして北千住で下車。

佐野厄よけ大師のお守りは佐野厄よけ大師で返さなければいけない以上、来年も再来年も確実に行くことになると思うので、そのときはJRと東武のどちらを使うか決まっていないが、足利とか桐生にも行ってみようかと考え中。

*1:id:tokagex:20090510#1241977448