今日からお前は富士山だ!!!(1日目)

富士山の山開き直後の7月上旬に会社の研修で登ってきたときの記録です。撮った写真に会社の人が写っていて使えないものが多かったので写真少なめです。

スバルライン五合目でライライライ


新宿に集合してからバスで富士山五合目へ。前日になって準備をしたので睡眠時間は2時間程度。しかし、これでは体がもたないと思い、車内ではひたすら寝てた。


富士スバルラインに入ってから目が覚め、しばらくしたら五合目に到着。その中にある休憩所、富士山みはらしで高地に慣れるために1時間の食事休憩。

メンバーの大半が赤富士ハヤシライスを注文。ご飯が富士山の形をしている!さらにスプーンの柄が金剛杖。

先輩が頼んだラーメンは海苔が富士山。

食後、五合目を歩いてみると噴火カレーの看板。先ほど食べた赤富士ハヤシライスと同じくご飯が富士山の形。

その看板の先には小御嶽神社。この名前からして、富士山の成立過程であった小御嶽火山と関係があるのではないかと思わせる。

隣の休憩所には全国の観光地に置いてある梅宮辰雄が。
ここでメンバーが全員揃ったところで休憩所から英語と中国語の案内放送が始まった。中国語の放送で「ライライライ、ライライライ、ライライライライ、チンチンチン」と三三七拍子でかかり自ずと半笑いが。

六合目を経て七合目へ


先輩から金剛杖を借りて、いよいよ登山開始。富士登山は中学のとき以来だったので初心者らしくグループの前の方で小さい歩幅で歩いていく。
五合目から六合目までは登山道と下山道が同じだからか、道幅も広く傾斜が緩やか。
そして、植生限界の下なので、木陰を進む富士登山らしからぬ箇所も。


程なくして六合目に到着。ここは休憩所のようなものはなく、トイレがある程度。ここから登山道と下山道が分かれ、道幅が狭くて傾斜がきつい登山道らしい道になっていく。


七合目へ向かう途中で休憩。この時点で植生限界の上に達しているので木は全くなく、わずかに草が生えている程度。この辺でだんだんと呼吸が速くなっていった気がする。



上を見ると擁壁と登山者が目立つ。
そして七合目最初の山小屋・花小屋に到着。ここから七合目の一番上の山小屋は見えない。どれだけ七合目は長いんだ!?



次の日の出館で休憩。ここで金剛杖に焼き印に押してもらう。

囲炉裏の上には大量の金剛杖。売り物か忘れ物か不明だが。

ガンダム風登山で岩場を越える

休憩を終えて、日の出館の1つ上の山小屋に着いたあたりで雨が降ってきた。ここでレインウェアを着て万全!と言いたいのだが、ザックカバーを持っていないので中の荷物がどうなるのか不安。
それでもレインウェア着用の際に「見せてもらおうか、レンタルのレインウェアの性能とやらを」とつぶやいてしまう辺り、ノリノリである


幸いにも雨はそれほど強くないが、七合目から八合目は岩場が多いので慎重に登っていく。途中、先輩から「顔青いよ」と指摘されるも、新宿で出発前に買っておいたカロリーメイトを食べて回復。カロリーメイトポカリスエットに、登山では大塚化学様様ですな。

八合目にさしかかってしばらくしたら本日の宿泊先、白雲荘に到着。レインウェアを脱いで、寝床に荷物を置いたら夕食。

ハンバーグカレー。

さらに味噌汁も。



食後は喫煙組に混じって山小屋の周りを撮影。ここから関東平野はもちろん、日光や北アルプスまで見えるのか。明日は晴れることを期待したい。

しかし、この積雪が頂上への道程を不安にさせる。
この景色は携帯のカメラでも撮ったのだが、圏外→電池切れという状況で実況できず。
翌日は深夜1時に起きて登頂開始。普段なら帰宅したばかりの時間。無理矢理でも寝床に入るが19時台なので眠れない。そして追い打ちをかけるように激しい雨音が……
明日は大丈夫なのか?