メタボリズム、モダニズム、水戸岡イズム

8:15起床。5時くらいまで起きていたのに寝過ごさずに済んだ。セブンイレブンでチケットを引き替えてから六本木へ。

メタボリズムの未来都市展@森美術館

メタボリズムの未来都市展メタボリズムの未来都市展
メタボリズムの未来都市展とドラゴンクエスト展
六本木駅で降りたらまっすぐ六本木ヒルズ森タワーの53階、森美術館で先月から開催しているメタボリズムの未来都市展へ。三連休の中日なのと、同時に開催していたドラゴンクエスト展の影響で相当並んでいたが、行く前にセブンイレブンで前売券を買っておいたおかげでスムーズに入ることができた。
復興がキーワードになっているように最初の展示が広島ピースセンター。そこから埋め立て地、海の上、多摩田園都市など何もないところに今までになかった都市を作ろうという気概を感じさせる展示。展示の大半が1960年代〜1970年代はじめで、一連の流れが大阪万博で終わるあたりが建築家が夢物語のような都市計画を考えられる時代じゃなくなったんだなと思えてきた。
最後のフロアには東日本大震災からの復興案の映像が流れているが、それまでの展示物のスケールと比較すると取って付けたような印象。この展覧会のキーワードが復興だから外せなかったのは分かるのだが……
あと、とにかく資料の数が多くて書籍に手をつけたら1日潰れてしまいそう。
曾建華インスタレーション東京シティビューから東京タワーを望む
東京シティビューから泉ガーデンを望む東京シティビューから国際文化会館を望む
同時開催のツァン・キンワーのインスタレーションミュージアムショップを見て森美術館から降りたら、入場券で入ることができる東京シティビューを一周。
六本木ヒルズ森タワー東京シティビューから渋谷方面を望む
渋谷方面はガスってるな。
ルイーダの酒場ルイーダの酒場
ルイーダの酒場が!
中銀カプセルタワービル住宅カプセル
中銀カプセルタワービル住宅カプセル中銀カプセルタワービル住宅カプセル
六本木ヒルズ六本木通り側にあった中銀カプセルタワービルのカプセルを見てから六本木ヒルズを後に。このカプセル1個が建設当時の値段でカローラ1台分より安かったそうで、カプセル内の設備が古くなったらカプセルごと取り替えるというメタボリズムの思想そのままに設計された事が伺える。

六本木のモダニズム建築・国際文化会館

国際文化会館国際文化会館
時間は13時半過ぎ。この近くの国際文化会館で食事ができる事*1を思い出して行ってみるも14時を過ぎており、ランチタイムの営業は終わっていたので1階の喫茶店で軽く食事。
ミックスピザ
食事が済んだらフロントで庭園に出られるか聞いてから地下から庭園に出てみる。ここは三菱の四代目・岩崎小彌太の家があったところで、その頃の庭園がこのまま残されている。
国際文化会館
国際文化会館国際文化会館
国際文化会館
国際文化会館
庭園もいいけど、庭園から見る建物がまた素晴らしい。
六本木、それもブルーマンシアターの隣にこんな落ち着いた空間があったとは。ランチも軽食も安くはないけど時々は利用していきたい場所。

水戸岡鋭治の大鉄道時代展@AXISギャラリー

国際文化会館を出たら外苑東通りの方に向かい、AXISギャラリーで開催されている水戸岡鋭治の大鉄道時代展へ。
水戸岡鋭治の大鉄道時代展ポスター
パネル以外の展示は自由に撮っていいので九州新幹線やあそぼーい!の座席を撮ったり座ってみたり。
あそぼーい!白いくろちゃんシートあそぼーい!白いくろちゃんシート
九州新幹線800系の座席
九州新幹線800系の座席
九州新幹線の座席は背面が木なので固いと思ったらそうでもない。むしろ他社の車両よりも座り心地がいいくらい。それにしても885系の座席が展示されなかったのは実に残念。入口の物販で新書を買って会場を出ようとしたら出口のところで初老の男性に人だかりができていたので、よく見てみるとその男性は水戸岡鋭治先生本人。会って話までできたので感激しながら地下の会場へ。
あそ くろえもんグッズ
たま駅長グッズSL人吉の子供用椅子
こちらには和歌山電鐵たま駅長とあそぼーい!のあそ くろえもんのグッズやSL人吉で使われている子供用のイスが置いてあった。あそぼーい!もSL人吉も子供が乗っても飽きないように設計されてるのがいいね。鉄道好きに育っている甥(4歳と2歳)を連れて乗りに行きたい。
六本木を後にしてから、クリーニング屋に昨日出したスーツを取りに行って帰宅。

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